適当なプラモ製作記 ギャラリートップ この作品の製作記  

1/?? ゲンガー バンダイ


2023年のホビーショーの合同作品展、サークルのテーマで作ったポケプラです。

ポケプラだけだと正直、興味がないというか食指が動かないので、ジオラマ仕立てにしてそっちの製作を楽しんでみることにしました。

ポケプラっていろいろ出ているけど今何が手に入るのかなーって家電屋の通販サイトを見ていたらゲンガーが出てきまして、ゴーストポケモン→ホラー→暗い街角と方向性はわりとすぐに決まりました。ただ街角というテーマは決まっても、洋風にするか和風にするか、どういうレイアウトにするかなどは考えました。

いろいろ考えて暗くて狭い近所の路地裏でゲンガーに出会ってしまうというものにしてみることにしました。暗いというシチュエーションのためにベースは箱で囲って、上方向の視界の広がりというか明るさを制限します。そして壁と床にパースをつけて箱の奥行き以上の奥行き感をだして、なおかつ背後を黒くして空間の終わりを消失させることにします。

てな感じにポンチ絵を描いたら、CADでパースなんかをある程度計算(ある程度です)して型紙を作ってそこからプラ板やスチレンボードを切り出していきました。外枠もそれに合わせてMDF材の板を切り出し、正面は百均のL2のフォトフレームを使って箱を作ります。

切り出したスチレンボードやプラ板はモデリングペーストやセラミックスタッコを塗ってテクスチャーを付けて塗装しています。波板はプラストラクトの物を使用しています。電柱は百均の紙ストローを、電灯は同じく百均の鍵型のLEDライトという変なアイテムの鍵部分を切って作っています。ちなみにLEDライトは市販の点滅回路を仕込んで切れかけの蛍光灯みたいに光らせています。

ゲンガーについては稼働しないところの合わせ目をけしたぐらいで特に珍しいことはしていませんが、舌ベラや目の赤いところは目立たせるために蛍光塗料を使って、ツヤもクリアーをたっぷり塗って出しています。

ちなみに奥の黒いところは黒色無双を使用して写真などでは境目がわからないぐらいに真っ黒にしています。(肉眼だとさすがにわかる)

こういう機会でないとやれない変なギミックをいろいろやれたので、メインの製作ジャンルではないですがなかなか楽しめました。

 
 
 
 
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